2009年度生涯学習ホーラム「高度情報化の光と影」
2010年1月30日(土)
<2009年度生涯学習ホーラム「高度情報化の光と影」>
・午後1時~4時半まで山梨学院大学で開かれた。ことぶき勧学院の課外講義単位が不足していて進級できないので単位取得と情報化社会の弊害に関心があったので参加した。
・山梨学院大学構内に初めて入ったが、真新しい教室と広いキャンパスには外国語が飛び交っていて驚きました。
フォーラムは内容が濃く、情報化社会の光と影を鮮明にしてくれました。特に影の部分を系統立てて問題視し、市民生活を進めていくうえでの知識格差を大きく取り上げていました。
・基調報告は佐藤佳広・武蔵野大学教授が、パネラーは座間直壯・NPO共同保存図書館多磨理事長、大西かや・UTYテレビ山梨アナウンサー、萩原智子・山梨県PTA協議会監事、アドバイザーは青山貴子・山梨学院大学教授が、コーディネーターは永井健夫の各氏が勤めました。
【基調報告から参考になったこと】
1、2000年の逆転現象 「①アナログ→デジタル ②固定電話→移動電話 ③TV出荷量→PC出荷量」
2、ITの恐るべき普及スピード 「20世紀最後のお化け」
3、年齢別のIT事情 「若年層ほどITに慣れ親しむ一方でITに付いていけない年齢層が生まれ二層化」
4、技術の宿命:光と影 「それ自体は中立だが使われ方で有益な面と有害な面が出る」
5、不可逆的技術社会 「技術の進歩で発生する、多くの問題を解決しながら社会進歩を進め、技術の恩恵を享受して行かなければならない」
6、IT技術の光 「個人個人が情報力を持ったこと ①資金力と組織力からの解放、②時間や場所の制約からの解放 ③専門知識、特殊技術からの解放」
7、残った言葉 「利便性と同程度の危険性があることを認識すべし」「個人情報の開示には注意」「リスクを理解し、賢く使え」「今まで無事だったのは、運が良かったのだ」「世の中には善人も悪人もいる」「「知識を持たずに、知らなかったでは済まされない」「法律は被害者が発生してから作られる」「個人のモラル意識向上をせよ、業界は対策期間が多くある」「教育機関の責任大なり。しかし教員がPCやNetを使えない」「あれば便利 なくても困らない。―――市場関係者から見ると、利便性を最大限アピールする。―――消費者としての利便性を自ら求める力はどこから出るのか」「無知を自己責任といってよいのか」
【座間直壯パネラーから参考になったこと】
「IT技術の進展で読書離れが進んでいる」「図書館の蔵書が軽視されている」「地域の文化発心基地の役割が果たせなくなっている」「物理的量的なものをデータベース化―――モノそのものとして本と情報としての本」「図書館は地域保障機関、社会的自由を見えるように」
【萩原智子パネラーから参考になったこと】
1、 山梨県PTA協議会・企画委員会が行った「家庭教育(モラル)について、保護者の意識調査から」の調査結果を示した。
2、 中学生、高校生の中で「おやすみメール」が流行していて、深夜2時ころまでメールのやり取りをしている。―――ゆっくり休めない状況―――この輪から外れることは孤立すること」
3、 情報モラルの保持は家庭で守る。親が生身の人間として子供のガード役を果たそう。
【大西かやパネラーから参考になったこと】
1、 テレビが社会に浸透した時に、教育上の問題から悪者視された。
2、 IT機器の普及とオン・デマンドやUチューブなどによりテレビ視聴率の低下がみられ、民放各社の経営が苦しくなっている。
3、 UTY独自の番組作成量は少なくて、放送の大半は中央キー局の再放送であり、それは視聴率が高い番組になる。
4、 山梨県内テレビ受像機の地デジ化率は、57.3%で都道府県47位。
【青山貴子アドバイザーは】
基調報告と各パネラーの発言に対して、参加者の理解が深まるように的確な指摘がされた。この人はすごい人です。上記の私が参考になったことの大半は、この青山さんの指摘によるものです。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (1)
|
人工放射性核種:核実験により生成され放出された放射性核種や原子力発電所など産業利用で生成した放射性核種。













最近のコメント